A様と初めてお会いしたのは病室でした 退院を迎えるにあたり、施設入所を検討されていたが身寄りがなく保証人のなり手がないとの病院様からのご相談がきっかけでした 施設入所の契約直前にA様から連絡があり『施設の入所を辞めたので弊会との契約もいらない』との内容でした 病院の相談員様に確認した所、在宅への強い希望が出たとのことでした 在宅へ戻るにしてもA様の現状を鑑み、各種介護サービスを利用せざるを得ずその際の保証人や、万が一の身元引受人が居ないという状況には変わりありませんでした よって病院職員様、ケアマネージャー様、地域包括様、訪問看護様が一同に介した、退院カンファレンスに弊会も参加させて頂き、万一の支援含め各種介護サービスなどの保証人としてA様の在宅復帰に携わらせて頂く事となりました 現在A様は体調を崩され再入院されています 再入院され際の身元保証や入院手続きなど弊会で行わせて頂きました 身寄りの無い・頼る人の居ない方々は増えてきています 施設入所の身元保証のみならずえにしの会の様々なご支援がお役に立てればと思いますその方はお子様はいらっしゃらずご主人に先立たれて一人で暮らしをしておりました。 ある日、自宅で倒れられて救急病院に搬送され入院。 その後、病状は落ち着きましたが他の病院受診が必要になり、付き添う人がいないという相談が病院のSW、地域包括支援センターの方から連絡を頂きました。 急遽、本人様と面談し、契約。 早速、翌日受診同行をさせて頂きました。 受診結果は末期がんということで、SWの方と検討した結果、緩和ケア病院への転院が望ましいだろうという結論になりました。 ご本人は自宅に帰りたいとの希望でしたが担当医の方からご本人にお伝えいただいたのですが、ご本人は辛かったろうと思います。 その間一進一退の状況が続いていましたが、SWをはじめ看護師さんたちの優しい心に触れまたご本人も覚悟されて心が落ち着き症状の方も落ち着いてきて、食べられなかった食事も少しづつ採れるようになって表情も明るくなってきました。 転院予定の病院の緩和ケア病棟は空きが無くて、いったん一般病棟に入って頂くことになりましたが、その際の身元保証をはじめ転院の各種手続きもさせて頂きました。 訪問させて頂いてお話を伺うたびに「えにしの会さんが何でもやってくれて本当にありがたい。死んだ後の事も何も心配する事は無い」とおっしゃっておられました。 現在は、緩和ケア病棟に移られて、素敵なお部屋や優しく接して下さる担当医、看護師の方を大変気に入っておられて、末期がんを抱えながらも明るい表情で好きなスポーツ番組を見ながら毎日を暮されています。 今後も関係者の方々としっかり協力しながら、少しでもご本人の生活が豊かになるような支援を考えて、最後までご本人とともに歩んでいきたいと思います。10年前に妻を亡くして、独り身となって自宅で訪問介護を受けられていた方と契約しました。 肺気腫を患って喀血され、自宅では療養が困難とのケアマネージャーの判断で施設に移ることになり、身元保証人が必要との事でえにしの会で支援することになりました。 施設の契約手続きやアパートの解約、引っ越しの支援等をえにしの会で行わせて頂きました その後、施設で喀血され急性期病院へ緊急搬送され、症状が落ち着いて退院されましたが、施設に戻ったその日にまた喀血して急性期病院へ緊急搬送されました。 その後転院した病院で2か月ほど療養されて症状は落ち着いてきました。 面会の度に「退院したい」「早く施設に戻りたい」との本人の要望がありましたが、ターミナル期に入っているとの病院の判断もあり、当時の施設では緊急対応が困難とのことでその施設に戻る事は出来ませんでした。 何とかご本人の希望をかなえてあげたいという気持ちもあって、ケアマネージャーと協力して受け入れてもらえる施設を探しそこに移ってもらって、新たな看護体制の下で生活して頂くことにしました。 その間、以下の支援をさせて頂きました。 ※病院への入退院手続・付き添い(身元保証含む)、担当医との協議 ※入院時の生活支援(買い物・お届け・洗濯等) ※旧施設の解約、新施設の手配・契約(身元保証含む)、引っ越し対応 ※サービス担当者会議対応(急性期病院転院時、旧施設受入れ協議、新   施設受入れ協議) 現在は、担当医、施設、訪問看護、訪問介護、ケアマネージャー、えにしの会の各関係者の協力体制の下で情報を共有し,見守りを行っております。 ご本人はすっかり喀血の症状は見られなくなり、施設に移った後、シャワーのみだった入浴も浴槽に入られるようになり、デイサービスもうけられて、関係者がびっくりするくらい明るく元気な表情を浮かべられるようになって、好きなTVを見ながら過ごしておられます。 今後も関係者の方々としっかり協力しながら、少しでもご本人の生活が豊かになるような支援を考えて、最後までご本人とともに歩んでいきたいと思います。数か月前、脳梗塞にて緊急搬送され療養期に入っている方と契約しました。 後遺症では、身体的に少し麻痺がある程でした。 療養病棟から老人保険施設へ移ることには、上下肢ともに麻痺はなく歩行器で歩けるまでになりました。 今は特別養護老人ホームの空きを待ちながら、老人保健施設で触診や施設入所者と笑顔での話や日々のリハビリに目標を持ち励んでおられます。 私たちとであった時は、まったく笑顔もなく、おびえているような状況でした。 原因は、亡くなられた旦那さまの娘からの過剰な金銭要求でした。サポートするケアマネジャーや病院へも電話もあり周囲の方も困り、対応に苦慮していたようでした。 ご本人さまの意向もあり、娘さまとの関係を弁護士に入って頂き解消し、以外のキーパーソン(身元保証)はすべてえにしの会にて対応しました。 定期的な訪問なども行い、ご本人さまの悩みを解消したことで笑顔が戻ってきました。(^-^) *悩みは ・娘さまとの関係・・・もう会いたくない ・葬儀・納骨への最終対応・・・最後はだれが対応してくれる ・市営団地の解約や家財の撤去・・・足が不自由だし手続きもよくわからない ・介護・医療・国保など支払や手続き ・・・どこに話したら、手続きもわからない ・預貯金が少ない・・・入院や金銭要求でほとんどない ・入院、入居時の身元保証人・・・入院しずらい、賃貸や施設も選べない 金銭管理なども我々が行い、ご本人さまと相談し無駄を削ったことで預貯金が増えてきたこと、精神面、身体面も上がってきたこともあり、自立した生活も視野に入れるようになり、今後の生活拠点を考える幅が広がることとなりました。 *預貯金が貯まった通帳を見たときは、満面の笑みでしたね。。 1人よりは2人、3人・・とご本人さまを支援頂ける方が多いほど、安心・安定につながると考えます。 我々だけではなく、周囲の方への協力も働きかけながら、今後も少しでも豊かな生活が可能になる支援を考えて、ご本人とともに歩んでいきたいと思います。5月に腹部大動脈りゅうの手術後リハビリテーションに励んでいたKさんの退院が決まりました。 ご自宅での生活が可能か退院前にご本人、病院関係者、ケアマネージャーの方々と一緒にアパートに一時帰宅し日常生活の確認を行いました。 残念なことにお独りで生活するには難しい状況であることからご本人含め関係者で協議をした結果、見守りのある施設へ入所する方向になりました。 その後、入所施設の見学に同行しご本人にも気に入ってもらい自分から「部屋もきれで広いし、前に住んでいたアパートからも近いので是非ここに入りたい。」と笑顔で希望され、入所の運びとなりました。 自宅アパートの引越しの為ご本人と一緒に施設へ持っていくものや処分するものを決めたり、病院から施設への引越しの 付き添い、役所への事務手続きの同行、施設入所に必要な日用品の買い物などお手伝いをさせて頂きました。 支援中にご本人と趣味の車の話しや好きな食べ物、昔の仕事のことなど2人でお話しする時間を沢山持つことができ、これまで以上に深い信頼関係を築くことができました。 ご本人より「えにしの会にいろいろとお世話になり感謝しています。今後も宜しくお願いします。」と笑顔でお言葉を頂いた時に家族の一員としてお手伝いすることができてほんとうに良かったと感じました。 これからも会員の方々に対して家族の一員として、安心、信頼頂ける相談員でありたいと強く思いました。連休明けの月曜日の朝、事務所に1本の電話が…。 2ケ月前に独り暮らしに不安を感じ、老人ホームへ入所されたS様より内科受診付き添い依頼のお電話でした。 普段、お元気でショッピングや町内会の会計と飛びまわってらっしゃる方なので病院受診と聞き、あわててホームをお訪ねしました。 連休(土、日)の二日間、めまいに悩まされたとの事でこの二日間は施設の看護室でお休みになったとの事。 いつもの表情とは全く違い不安な表情で顔色も悪く、かかりつけの病院へお連れしました。 診察室へも同席し、ドクターとの問診も一生懸命に答えられている姿に、胸があつくなり、私も施設でのご様子をドクターに伝えました。 診察が終わりドクターからめまいの原因の説明がありました。 二週間の安静と処方薬でめまいは無くなるとの事で二人でほっと胸をなでおろしました。 ほっとされたSさんが「今日はあなたがいてくれたから、先生に落ち着いて話すことが出来たわ」っと嬉しそうに話して下さいました。 いつもの笑顔に戻って頂き安心しました。 困ったときに1番に思い出して頂けた事に、感謝し、それと同時に会員様に安心をお届けできる優しく強い存在でありたいと改めて思いました。サービス付高齢者住宅に入居中、末期癌がみつかり急性期病院に入院となったSさん ご家族がやむを得ない事情で関東に行かなくてはならなくなり、今後入院中のお世話や万が一の対応も出来なくなるとの事で、ケアマネージャーさんを通じてえにしの会に相談があり、支援をさせて頂く事となりました。 入院中のSさんに初めてお会いした時に「これからお願いします」と快く受け入れて下さり、ホッとしたと同時に最後まで支援していく責任の重さも感じました。 Sさんに告知はされていませんでしたが、その時既にご家族には余命の宣告はされている状況でした。 その後すぐに急性期から療養型の病院への転院が決まり、ご家族と一緒に転院先のソーシャルワーカーさんとの家族面談に同行し、今後の方針や緊急時の対応、お支払について等を協議しました。 病院側にはえにしの会がご家族の代わりとなって責任を持って対応することをご理解頂きました。 療養型病棟に移ってからはご家族と協議の上で週3回訪問し、病状確認と共に病棟内テラスでの車椅子散歩や、洗濯物の処理(週2回入浴)、必要物品の買い出しやお話し相手を主に行いました。 支援をしていく中で、次第に信頼し頼って頂けるようになり、過去にあった出来事や趣味の話、楽しかった思い出話しなどを聞かせて下さるようになり、いつの間にか私も本当の家族のような気持ちで接していました。 転院してしばらくは状態も安定し笑顔も出ていましたが、日に日に状態の悪化を感じ主治医の先生に伺うと、「余命は二週間程度だろう」というご判断でしたので、すぐにご家族やケアマネージャーさん及び関係者に連絡し状況報告を行いました。 その後、Sさんは発声がうまく出来なくなっていたのですが、「散歩に行きたい」と一生懸命声にされていました。 何よりも車椅子での散歩を楽しみにされていたので、一緒に散歩を出来なくなった事が非常に残念でなりませんでした。 次に支援に訪問した時には酸素マスクを付け、嚥下機能も低下し食事もご自分で摂取出来ず点滴を受けられており、主治医の先生と万が一の対応について協議させて頂きました。 それから二日後の朝に看護師長さんから今すぐ来て下さいと緊急連絡があり、すぐに駆けつけましたがお亡くなりになった直後でした。 終末期ということは分かってはいましたが、今まで家族のような気持ちで関わらせて頂いていた方がお亡くなりになり、非常に寂しく、やりきれない気持ちでした。 すぐにご家族やケアマネージャーさん、その他関係者全てに連絡、調整しながら葬儀社の手配を行い寝台車にて葬儀会館へ搬送となりました。翌日には関東からご家族の方々も駆けつけ葬儀、最後のお別れ後、火葬、霊園にてお墓への納骨までサポートさせて頂きました。 ご家族に「えにしの会にお願いして良かった。感謝してもしきれない」と言って頂き、縁あって支援が出来た事に感謝の気持ちでいっぱいになりました。 お亡くなり後の支援としては、携帯電話、健康保険、介護保険、年金の停止、郵便物の整理なども行い、残されたご家族が今後困らないよう対応しました。 今回の支援を通して、業務としてではなく信頼関係という人との繋がりを感じ、何かお役に立ちたいという強い気持ちを持って支援を行う事が大切だと実感しました。 様々な事情でお悩みの方がいらっしゃいますが、一人でも多くの方に安心して任せて頂けるよう努力して参ります。 柔軟な対応を心がけていますので、どなたでもお気軽にご相談ください。先日、軽費老人ホームへの入居を検討されている70代男性との打ち合わせに行ってきました。 入居に際し、ご家族や身内の方がいないので、保証人が立てられないとの事でした。 地域包括支援センターの職員様及び施設相談員様と一緒にご本人様の状況を確認し、 連帯保証人・身元引受人としてえにしの会が関わらせて頂く事になり、(施設費用の支払いや、 緊急時の対応等、家族代わりの対応を行う立場として)施設側から入居許可が出ました。 しかし数日後ご本人様より、どうしても施設入居への不安が大きく、もう少し一人での生活を継続したいとのご連絡があり、包括支援センターへも入居キャンセルの相談がありました。 今回は結果的に支援には至りませんでしたが、ご本人にとって不安の少ない状態であればそれが一番重要で、またご縁があればいつでもご相談頂けたらと思います。 今後も、えにしの会に頼んで安心したと少しでも感じて頂けるようご本人様はもちろん、 関係者の皆様と連携しサポートしていきたいと思います。今回は歩行が困難な会員様から依頼を受け、お買い物に行ってきました。 老人ホームに入所されるとのことで事前に必要な物をチェックして、 タオル、肌着、下着等購入しました。 家財道具は出来るだけ持って行きたいとの希望ですので、今後、老人ホームの相談員様と相談しながら持ち込める物、持ち込む物を決めていきます。 入居されてからまた必要な物が出てくると思いますのでenishiのブログ 依頼があればまた支援する予定です。 会員様はお買い物好きですので出来れば一緒にお買い物に連れて行ってあげたいのですが…。 会員様が楽しく、安心して生活出来るようにサポートしていきます。先日、会員様と一緒に施設の見学、付き添いをしてきました。 この方は一人暮らしをしており、いずれは老人ホームで暮らしたいとの願望がありますが、新しい生活に不安を感じ、なかなか行動には移せませんでした。しかし独居生活にも不安を感じ始め、関わっている方の勧めもあり、初めての施設見学となりました。 まずは会員様をお迎えに行き、老人ホームが用意して頂いた車に乗って目的地に向かいました。車中で介護施設のお話をしたり、世間話、会員様のお若い頃のお話をお聞きしているとあっという間に目的の老人ホームに到着。 玄関で老人ホームの相談員に出迎えて頂き、施設内の見学が始まりました。 会員様は初めての施設見学とのことで、少し緊張されていらっしゃいましたが、時間が経つにつれて、私やスタッフの方に冗談を言いながら楽しそうに見学をされてらっしゃいました。 今回は見学だけで、施設申し込みはしませんでしたがとても気に入ったご様子でした。 帰りの車中で会員様が笑顔で「もっとよ~け見たいけん、また連れていってね~」と言われ、私も笑顔で「また行きましょう」とお伝えすると嬉しそうな顔をされておりました。 最初は施設見学に抵抗がありましたが帰りは別人のようでした。 会員様が気に入った施設に出会えるように今後もお手伝いしてまいります。