2019/01/23
4年半の生活支援
4年半の間ご支援をしていたW様が先日、天国に旅立たれました。
入院中で状態が安定し、ホッとしていた矢先の、病院からの危篤の連絡でした。
毎月、スーパーの買い物にお付き添いさせていただきました。
甘栗やキャラメル等、定期的にマイブームが変わっていくのを微笑ましく思いながらご支援していました。
お盆と年末には、ご先祖のお墓参りにご一緒させていただきました。
普段は他愛のない話でよく盛り上がり、時折見せる笑顔が印象的でした。
数か月前、施設内で転倒されました。左大腿骨の骨折と診断され入院生活が始まりました。
入院翌日に手術を受けられ、当会も身元引受人として立ち会いました。
手術前は痛みに苦しんでいた顔が、術後はいつものような穏やかな顔に戻っていらっしゃいました。
そのまた翌日にはリハビリがスタート。
早く元の生活に戻れるように、W様は一生懸命リハビリに励まれました。
入院中のご支援として、入院手続きや手術立会い、お着換えや日用品等必要なものをお届けしました。
お亡くなりになる3日前、肺炎になったと病院から連絡がありました。
すぐに処置をしていただいた結果、安定されました。
病院から危篤の連絡をいただいた時は、まさかと思いました。
すぐさまご親族やご友人の方に連絡し、1秒でも早くと思い病院に急ぎました。
W様は、私が病院に着いたと同時に、息を引き取られました。
まるで私を待っていたかのように。
亡くなる前日にW様と握手をした時に、一瞬だけ見せた笑顔は忘れられないものになりました。
葬儀は、当会が喪主となり、ご親族や施設職員の方にもお越しいただきました。
お寺様にもお経をあげていただき、かけがえのない葬儀となりました。
ご親族ご友人をはじめ施設職員・医療機関、各関係機関の皆様に
心より御礼申し上げます。
今後、お墓への納骨、遺品整理・病院や施設の利用料精算等、
亡くなられた後の手続きを、誠実にご支援させていただきます。