サポート・支援事例

2021/10/12
利用者様に寄り添う支援
A様は90歳。アパートの2階にお住まいでした。ヘルパーさんの支援を受けながら

住み慣れた環境での生活を希望されていたのです。

然しながら段々と2階への階段の上り下りが難しくなり、元来より耳が遠く、いざと言うときの

連絡手段に困る恐れが高くなったため、A様ご本人より施設入所の希望を頂きました。

 

施設選びも身元保証人であるえにしの会の大切な仕事です。

打ち合わせをしている際に「最後になるかもしれないので暫く会っていない妹に会いたい」

と、A様はポツリと漏らされました。

 

妹様の居場所もわからず、もとより耳の遠いA様は連絡が出来ない状態です。

ケアマネージャー様にお伺いした所、以前交流があった親戚の連絡先なら分かるとの事で

えにしの会がご親戚様へ連絡し、A様の現状をお伝えし面会の機会を作ることが出来ました。

 

A様も妹様もお身体の状況が思わしくなく、お互いに会いに行くことが困難になっており疎遠になっていたとのこと。久しぶりに妹様にお会いできたA様は大変喜んでおられました。

A様の妹様、親戚様にもえにしの会としてご挨拶させて頂き、ご家族様からも

「今後もA様の支援についてお願いします」と依頼されました。

A様ご本人様、ご家族様にとって最良の支援を今後も考えていこうと決意した一日となりました。