サポート・支援事例

2018/09/27
ご兄弟がいても…
Ⅿ様と初めてお会いしたのはある施設。『今後、どうしたらよいのかわからない・・・』
糖尿病の悪化から長年、人工透析を受けていましたが、今年になって脳梗塞を発症して言葉がうまく出なくなってしまった。と涙を浮かべながら話をされるM様。

結婚歴はなく、ご兄弟はご存命でしたが、ご兄弟も妻や夫の介護やご自身の病気と向き合われており、誰にも頼れない状態でした。

金銭管理のすべてをお願いされましたがご兄弟と話し合いの結果、まずは預り金を頂き、支援をスタートすることに致しました。

突然の入院、退院後には施設入所、自宅に戻ったのは入院から1か月半後。
冷蔵庫の中を綺麗にする私に『こんなことまで頼んでしまって・・・』と話すM様に
『どんなことでもできる限りの支援を行うのが、えにしの会です』とお伝えしました。

その後、電話やインターネットの解約の手続きを行う中、契約が2重になっており、料金を多く払っていたことや国や市の受けられる助成があったりと、少なくない金額が節約できました。

出会った頃は涙を浮かべられていたM様も『今週はお墓参りに行こう』と今では少しづつ笑顔が増えてきています。

「家族や親族がいても頼みづらいことや頼めないこともえにしの会になら頼める」そういう会にしていければと日々感じながら活動しています。