A様とB様は、高齢者施設に入居されているご夫婦です。
娘様がお一人いらっしゃるも、外国で生活をされているため日常的な支援や緊急時の駆けつけが難しい状態。
そのため、今後はえにしの会が娘様に代わりサポートしていくことになりました。
普段は面会や病院受診の付き添い、役所関係の手続きなど、日常的な支援を娘様に代わってサポートしています。
ある時、施設から「A様の体調がよくないため緊急搬送します」との連絡が入りました。
私は、外国にいる娘様に連絡を取りながら病院へ駆けつけましたが、残念なことにA様はお亡くなりに。
コロナの影響もあり、娘様の来日は最短でも1ヶ月ほどかかるとのこと。
そのため娘様と相談し、葬儀はB様とえにしの会で執り行い、娘様が来日してからご希望の納骨先へ納骨する流れとなりました。
娘様が来日するまでに、えにしの会でA様の死後事務手続きを行いましたが、相続については娘様が来日しなければできないという問題がありました。
そのため、各関係先と調整をして娘様の来日までに必要書類を用意し、娘様の限られた滞在期間中に無事に終えることが出来ました。
娘様には「書類を準備してもらったおかげでスムーズに手続きできた。お世話になりました」と声をかけていただき、
B様からも「娘が外国にいるので一人では不安だった。ありがとう」と感謝のお言葉をいただきました。
今後もB様の気持ちに寄り添いながらサポートさせていただきます。