2019/02/08
入院から退院まで
80代女性の会員様。比較的自立度の高い高齢者施設に入所。親族はいるが疎遠。
昨年秋頃に本人に自覚はあまりなかったものの施設職員の方が体重減少などを不審に思い、かかりつけ病院と相談し近くの大きな病院にて検査することに。
かかりつけ病院は送迎バスがありましたが、検査を行う病院へは自力で行く必要があったため本人、施設と相談しえにしの会にて同行を行いました。
検査の結果、大腸に腫瘍が見つかったため入院をして手術を行うことに。その際の入院の保証人や必要なものの準備、洗濯、郵便物の一時的なお預かり、また手術立会の支援も行いました。
発見が早かったこともあり手術は無事成功し、リハビリのため転院することに。
転院時の付き添いや転院先でも保証人が必要であったため続けて支援を行いました。
転院後は本人が甘いものを食べたいとのことで病院から許可を頂き、近くのスーパーでチョコレートやキャラメルを購入しお届けしました。
はじめ、「退院後は元居た自立度の高い方向けの施設は難しいのでは…」と先生とも話し、他の施設も考えましたが、本人の「元居た施設に帰りたい!」という強い気持ちもあり、リハビリも順調に進み介護サービスの追加は必要となったものの、元居た施設に無事退院となりました。
退院の帰り道はコンビニに寄り、「肉まんが食べたい、チョコを買って帰る」などとお元気な様子で安心しました。
今回入院前の検査から色々な支援を行わせて頂き無事退院となりましたが、それは毎日顔を合わせる施設のサポートがあったからこそ病気の早期発見ができ、介護サービスを上手く活用することで元居た施設に戻ることができました。
今後も各関係機関と協力し、会員様のお手伝いをしていきたいと思います。