サポート・支援事例

2022/01/26
信頼への道は始まったばかり
元々、他の身元保証会社との契約をされていたA様。

関東エリアでの支援継続ができなくなったことをきっかけにご入会いただきました。

新しい身元保証会社に切り替えることは、とても不安で心細かったと思います。

当初不安を常に口にされていましたが、受診の付き添いや買い物をご一緒することで、少しずつ心を開いてくださいました。

お住いの施設から車で外にお連れすると、道に詳しく地名や施設もよくご存じでいらっしゃるのでお聞きすると、5年前にご逝去されたご主人様がよくドライブに連れて行ってくださったとの事。

「いつも主人に頼ってばっかりで・・・」とおっしゃるA様のさみしげな横顔。

ご主人様を亡くされ尚のこと不安を感じていらしたのでしょう。

最近はオミクロン株の急拡大で面会も難しいのですが、お住いの施設事務所への訪問予定を伝えると、「私も玄関まで行くわ、会えるでしょう?」と私が行くことを歓迎してくださるご様子。

しかし、玄関には面会禁止の大きな張り紙。今はお会いすることもままなりませんが、早くマスクを外してお互い笑顔で話せる日が来ることを願うばかりです。

こうして頼りにしてくださる会員様に、心から信頼される支援員でありたいと強く感じました。