サポート・支援事例

2024/01/05
娘のように思われて
70代のT様は、ご主人様に先立たれ一人での生活にご不安があり、 元気なうちに希望する「ケアハウス」へ入居したいとの思いから、 えにしの会へご入会されました。

 

お引越しの時には、思い出のたくさん詰まった物を全て運び出すわけにはいかないので、これからの新しい生活に必要な物を一緒に考えながらご準備しました。

 

手放さないといけないものも多くありましたので、少し消失感を感じていたようです。

 

何よりもご主人様との思い出を大切にされているT様でしたので、 入居して落ち着いた頃に、ご主人様・ご親戚のお墓参りにご一緒させていただきました。

 

道中は、ご主人様との思い出話やケアハウスでの生活をたくさん聞かせていただき、お元気なご様子に安堵いたしました。

 

墓前で、えにしの会に手伝いをしてもらっていることや今の生活のご報告をされているのを聞いていると、

「お父さん、娘を連れてきたよー」と、私を紹介され驚きましたが、 T様にとって家族同然に思ってくださっていることに、 大変ありがたく感じ、胸が熱くなりました。

 

私も墓前に手を合わせ、「T様が穏やかに安心して暮らせるお手伝いをしますね。」とあいさつをさせていただきました。

 

今後も家族のように頼られる存在であり続けたいと思いますので、 T様と同じ目線で寄り添ったお手伝いをしてまいります。