サポート・支援事例

2016/08/25
ご家族に代わってのご支援
現在、東京中央区で居宅CMと「えにしの会」が中心にご支援をしているお一人暮らしの会員様がいらしゃいます。

ご支援の経緯は昨年の夏に病院のMSWから「現在入院中の方で近々退院される方がいます。退院後は施設入所を検討しており、入所には身元保証人が必要となる為に面会してほしい」との連絡を頂きました。

早速、退院に向けて関係各所と打ち合わせを行ったところ、ご本人様から「退院後もご自宅での生活を続けてたい」との強い要望がありました。

この方は、ご自宅にて熱中症となり緊急入院されました。脱水症状や尿路感染症もありました。
現在は落ち着き退院の予定となりましたが、要介護3の現状を考慮し、また再発の恐れも有りますのでドクターからは独居活は難しいとのお話しでした。

その後、ご本人様が施設入所に納得されないままの状況が続きましたので、何とかご本様の希望を叶える為に、CMと相談をし下記の条件で、退院後にご自宅で生活する許可を病院関係者より承諾を頂きました。

・ご自宅を安全に過ごせるように、改修工事をする。

・介護保険、介護保険外のサービスをフルに活用する。(以前は拒否をされていた)

・定期訪問を日に数回行い、水分補給・服用などをチェックする。

・定期健診を必ず受診する。(えにしの会にて付き添い)

・介護保険で適用されない事については、「えにしの会」が契約の中で責任を持ってご支援する。

今回は担当ケアマネージャーの多大な協力を頂き、ご本様の意思を叶える事が出来ました。
これからも、各関係者と協力して会員様の意思を尊重し「ご家族の代わり」となってご支援させて頂きます。

*東京都中央区居宅事業所のケアマネージャー様より下記のコメントを頂戴致しました。
えにしの会の方とは、担当のご利用者様を通じて関わらせて頂いています。

ご利用者様の目線や立場を考えて意見を伝えて下さり、家族のように大切に思って頂いているのを感じます。
連絡事項などもこまめに報告を下さり、仕事面においても連携が取りやすく、日々助けられています。

いつもご利用者様、各関係者の方にも丁寧な対応ありがとうございます。