サポート・支援事例

2017/11/22
老人ホーム入居に向けての支援(千葉事業所)
千葉事業所は、平成28年の6月に開設し18カ月目に入りました。
徐々に会員様も増え、それに伴い相談件数も増えてきております。

これも信頼いただきご入会くださった会員様をはじめ、ご紹介くださる皆様のお力だと感じております。
今回は、千葉で入会された会員様のお話をさせてください。

その方は、お一人暮らしのなかで、お体の不調に対し不安を抱いて過ごされていました。
「もし、急に体調の変化があったら、どうしたらいいのか…」という不安で眠れなかったそうです。

私達はもちろん24時間での駆け付けをやっておりますが、どうしても時間や距離は発生してしまいます。
そこで、その方は有料老人ホームを選択され、私達が保証人と緊急連絡先になり、無事に希望されていた有料老人ホームと契約をされました。

体調の変化が怖いとのことでしたので、すぐに動きを始めました。

これまで30年以上住んでおられた賃貸住宅を引き払うためのサポートを開始し、家財の搬出・搬送、残置物の処分や電気やガス、水道などの手続きなど一連のサポートを行い、無事ホームへご入居されました。
しかし、ご入居当初は表情も硬く、緊張もされているように見受けられました。

様子を見てみようと思い、訪問させていただいたり、たまにお電話などで様子をお聞きしていたところ、2~3か月過ぎると雰囲気に変化が見られはじめ、表情も明るく見えました。

改めてお話を聞くと、その理由がわかりました。
安心して睡眠がとれるようになり、食事や入浴などの生活のリズムが整うことで「外出の意欲」が出てきたそうです。

生活環境が安定することで、好きなことをやりたいという意欲が生まれたようでした。
70歳を過ぎてスマートフォンを使うことに挑戦され、趣味のために電車やバスなども使って外出も頻繁にされているお話もお聞きし、日中を充実して過ごされていると感じました。

まだまだ、体調の不安はあるようですが、日中を元気に過ごされ、夜間は安心して横になれる場所があるというのは、本当にその方にとって重要なサポートだったと再認識いたしました。

環境を提供いただいているホームの職員の方々には頭が下がる思いではありますが、皆様のおかげで意欲を取り戻していただけて本当に嬉しく思うと同時に、そのためのサポートができる私達の仕事にも改めてやりがいを感じています。

まだまだお元気で活動的な会員様です。存在を感じていただけるくらいの距離感を保ちながら、サポートしていきたいと思います。

高齢者施設へ入居の際や病院へ入院時などの身元保証人・緊急連絡先のお引き受けをしております。お気軽にご相談ください。

まだまだ聞き慣れない私たちのサポートではありますが、近年の家族関係や親族関係の変化の中で、要となる大事な仕事をさせて頂いております。

今後とも精一杯サポートしてまいりますので、ご理解ご協力のほどお願い致します。